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2017.7.07

特集展示「古書画へのまなざし―伴實コレクション―」を見に行くリン♪

こんにちリン!

トラりんだリン!

 

 

今日は、平成知新館1F-3の展示室で開催されている特集展示「古書画へのまなざし―伴實(ばん みのる)コレクション―」を見に行くよ☆

うーん・・・「古書画(こしょが)」って、どんなもののことを言うんだろう?

知らないことがいっぱいだから、とっても楽しみだリン♪

羽田研究員:おーい!トラりん。

こっち、こっちー!

 

トラりん:羽田研究員♪

ねー!ねー!ねー!ねー!ねー!

古書画がどういうものか・・・伴實さんはどんな人なのか・・・

ボク、今日はたくさん教えてもらいたいことがあるリン!

 

 

羽田研究員:(ねー!ねー!の圧が、すごいよ・・・)

じゃあ、展示室に向かいながら、まずは伴實さんについてお話をしようか。

伴さんは商売を営むかたわら、美術愛好家として自らマーケットに足を運び、実際に作品を自分の目で見て選んでいたんだ。

流行や他人の評価にとらわれず、自分の信念のもと好きなものを選んで集めていた人なんだよ。

昨年度、そのコレクションを京都国立博物館に寄贈していただいたんだ。

 

トラりん:人に左右されず、自分の信念で・・・!

かっこいい人だリン・・・ボクも「これだ!」って思う虎グッズだけを集めているから、より伴さんのことを知りたくなったリン!

羽田研究員:さぁ、展示室に到着だよ。

 

トラりん:うわー☆

きれい♪

 

 

羽田研究員:ここに展示されているのは、すべて伴さんが集めた古書画だよ。

トラりんが知りたいと言っていた「古書画とは」だけど、書は、文字が書かれたもの。

画は、絵画が描かれたもののことを言うよ。

ちなみに「古」というのは、江戸時代以前を言うことが多いんだ。

 

トラりん:ということは、古い時代の文字や絵画のこと・・・っていう意味だね!

どの作品も気になるんだけど、ボクには何て書いてあるのか読めないリン・・・

でも、これは、なんだかやわらかい雰囲気がする字だリン☆

 

 

羽田研究員:これは明正天皇宸翰消息(めいしょうてんのうしんかんしょうそく)(京都国立博物館蔵)。

明正天皇が江玉真慶(こうぎょくしんきょう)というお坊さんに書いたお手紙だよ。

明正天皇は、奈良時代の称徳天皇以来、およそ850年ぶりの女帝だったんだ。

 

トラりん:おんなのひとだったんだね!

どうりで、やわらかくて優しい雰囲気の文字だと思ったリン☆

そう言われてみると、品もあるような気がしてきたよ・・・

 

羽田研究員:天皇からこのように直接お手紙をもらうというのは、大変珍く、名誉なことなんだ。

でも、いま残っている明正天皇が書いた手紙は、ほとんどが江玉真慶に宛てたものなんだよ。

明正天皇がどれだけこのお坊さんを信頼していたかが感じ取れるよね。

 

 

羽田研究員:次はこの作品を見てみて。

これは、聖教紙背文書(しょうぎょうしはいもんじょ)(京都国立博物館蔵)だよ。

トラりんは、この文書からどんな印象を受けるかな?

 

 

トラりん:むむ・・・

これはさっきのものと比べると、力強く見えるリン!

あとは・・・最初のほうは文字が大きいけど、だんだんと小さくなっているね。

お手紙を書いていると、ボクもそういうことよくある!

書いているうちに「まだまだ書きたいことがあった!」って気付くんだよね☆

そのときだからこそ、仕上がる味だリン☆

 

羽田研究員:なるほど。

これはね、鎌倉時代末に貞行(さだゆき)という人がお茶をもらったお礼に書いたお手紙なんだ。

 

トラりん:よっぽどおいしいお茶だったんだね!

興味深いリン・・・

そういえば、この部分だけ他とは書きかたが違うけど、どんな意味があるの?

 

 

羽田研究員:これは今で言う、「追伸」の部分だよ。

 

トラりん:え?!

最初に追伸?

お手紙の最後に、付け足すイメージがあるけど・・・

 

羽田研究員:むかしは、手紙の書き始めにスペースを空けて書いていたんだ。

本文を書き終わって、なお追加することがあった場合、「追伸」として空けておいたスペースに書いていたんだよ。

 

トラりん:面白い順番の書き方だリン!

 

羽田研究員:実は1通目の明正天皇のお手紙の1番右にある文字も、同じく「追伸」なんだ。

 

 

トラりん:えー!!

気付かなかったリン!

 

羽田研究員:それに、聖教紙背文書をよーく見てみて。

手紙と違う字が透けて見えるよ。

 

 

トラりん:え!どういうこと?

秘密のお手紙みたいに暗号が隠されているの?

 

羽田研究員:この手紙の裏には訓舜(くんしゅん)という興福寺のお坊さんが仏教の問答を写しているんだ。

 

トラりん:ん?なんでそんなことをしたの?

 

羽田研究員:トラりんも、お絵描きをするときや、メモを取るときには裏紙を使っているよね。

 

トラりん: うん☆もったいないもんね!

エコだリン♪

 

羽田研究員:そういうことなんだ。

紙はとても貴重なものだから、むかしの人ももらった手紙をとっておいて、裏も使ったんだよ。

 

トラりん:時代は変わっても、いまもむかしも同じことをしているんだね!

歴史って、知る前はちょっとむずかしいことのような気がするけど、調べてみると案外、いまもむかしも通じることが多いね☆

むかしのひとの考えが、いまのボクたちと変わらないことがわかって、なんだか嬉しいリン♪

でもお手紙の裏を使ったら、内容がみんなにもバレちゃうよ///

 

羽田研究員:当時は、こうやって皆に読まれるとは考えないもんね。

トラりんが裏紙に書いた落書きも、いつか誰かに見られちゃうかも☆

でも、このように裏と表、2つの顔を持った作品が残されていることは大変貴重なんだよ。

 

トラりん:予想外だリン☆

 あっ!

こっちの作品は文字じゃなくて絵画が描かれているね♪

 

 

羽田研究員:トラりん、この絵を見て何か気付くことはある?

 

トラりん:なんだか地図みたいで面白いね!

左下には鳥居が書いてあるから、どこかの神社かなぁ?

それと右上は・・・ん?どこかで見たことがあるような・・・

 

 

羽田研究員:これは「東山名所図屏風」(幸野楳嶺(こうのばいれい)筆・京都国立博物館蔵)だよ。

 

トラりん:東山名所?!

東山って、京博がある地域だリン!

じゃあ、さっき見たことあると感じたのは清水寺だね☆

そうやって見てみると、知っている景色だリン♪

 

羽田研究員:そうだよ。

右から、清水寺、八坂の塔、祇園社、知恩院。

ここに描いてある名所は、全てトラりんのご近所さんだね。

 

 

トラりん: 改めて、京博のまわりには古くからの名所がたくさんあるんだねー!

自分の住んでいる場所が、もっと好きになったリン♪

・・・ところで、羽田研究員。

さっきから、写真に見切れちゃっている人がいるんだけど・・・

 

 

羽田研究員:あれ?

 

トラりん:ちょっと、いま撮影中だから入ってきちゃだめだよ☆

 

 

トラりん:よ☆

 

 

トラりん:よ!

 

 

羽田研究員:彼は不審者じゃないよ!

同じく書跡担当の上杉研究員だよ。

 

 

トラりん:あ、そうだったの?

専門の研究員が2人も揃うなんて豪華だリン!

せっかくの機会だから、1つとっても気になったことを質問してもいい?

 

羽田研究員・上杉研究員:どうぞ☆

 

トラりん:古書画の中でも「東山名所図屏風」のように、絵だとボクにも一目でわかるものもあるんだけど・・・

むかしのひとが書いた文字は全然読めないんだけど、2人にはわかるの?

 

上杉研究員:うん、読めるよ。

安心して。トラりんもお勉強をしたら読めるようになるよ。

 

トラりん:そうなんだぁ♪

あれ…でもさ、よく考えたら羽田研究員の説明の中には、実際書かれていないことも含まれていたよね?

特に手紙って、出す人と受け取る人がお互いわかった上で書くから、だいたいが他の人が見てもわからない内容だったりするもんね。

どうして2人には書いていないことまでわかるの?

エスパーなの?

 

羽田研究員:そうだね。

文字として書かれている内容を読むだけじゃなくて、その文字に込められた事柄や想いなどを調べて読み取るというのが、僕たちのおしごとなんだ。

 

トラりん:そうか!

いつもこうしてたくさんのことを教えてもらっているけど、研究員のみんなのおしごともとっても素敵だね☆

ありがとリン♪

それを踏まえて、もう一度作品を見返したくなったリン!

 

羽田研究員:今回の特集展示では、伴さんが選んできた作品を通して、その人柄を感じることができるんだ。

最初に話したけど、伴さんは趣味で作品を集めていたんだ。

純粋に古書画が好きだったんだね。

収納する箱を作ったり、自分好みの表装(ひょうそう)をほどこしたり・・・伴さんのコレクションは、作品への温もりに溢れているんだよ。

 

トラりん:今回の特集展示のタイトル「古書画へのまなざし」…伴さんの作品に対するあたたかい想いが詰まっているね。

たくさんのおともだちにも、伴さんの愛したコレクションを見てもらえたら嬉しいリン♪

 

 

おまけ☆

 

トラりん:ボクの愛も伝わったー?

 

     \むぎゅぅうううううう/

 

 

特集展示「古書画へのまなざし ─伴實コレクション─」

会期:2017(平成29)年6月13日(火) ~ 7月23日(日)

会場:京都国立博物館 平成知新館1F-3

交通:JR、近鉄、京阪電車、阪急電車、市バス 交通アクセス

休館日:月曜日

*ただし、月曜日が祝日・休日となる場合は開館し、翌火曜日を休館とします。

開館時間:火~木・日曜日:午前9時30分から午後5時まで

金・土曜日:午前9時30分~午後9時

(入館はいずれも閉館の30分前まで)

観覧料:一般 520円(410円) 大学生 260円(210円)

 高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料です(年齢のわかるものをご提示ください)。

 *( )内は団体20名以上

 *障がい者の方と介助者(1名)は、障がい者手帳などのご提示で無料となります。

 *キャンパスメンバーズは、学生証をご提示いただくと無料となります。 

 

7月17日(月・祝)までは、特集展示「名刀聚英─永藤一の愛刀─」も開催しているリン♪

2017.6.23

特集展示「名刀聚英 ─永藤一の愛刀─」を見に行くリン♪

こんにちリン!

トラりんだリン!

 

 

トラりん:ボクはいま待ち合わせをしているリン☆

今日は伊藤研究員と一緒に、特集展示を見に行くんだ♪

ところで今回のタイトル・・・ながたな・・・あい・・・かたな・・・?

うーん、ボクの知らない漢字があって読めないリン・・・

 

伊藤研究員:「名刀聚英(めいとうしゅうえい) ─永 藤一(なが ふじかず)の愛刀(あいとう)─」だよ。

 

トラりん:伊藤研究員♪

え!なにそのそっくりなスタンプ!羨ましいリン!!

 

伊藤研究員:東京国立博物館にいた頃のものを借用したよ~。

いいでしょ~♪

 

トラりん:今度トーハクくんに会ったときにお願いしてみようかなぁ・・・

で、なんの話だっけ?

 

伊藤研究員:今日は、一緒に特集展示「名刀聚英 ─永藤一の愛刀─」を見に行くんだよね。

 

トラりん:そうそう!

でも作品を見る前に、「めいとうしゅうえい・・・ながふじかずのあいとう・・・」って、どういう意味?

 

伊藤研究員:「名刀」は、読んで字のとおり「刀剣の名品」。

「聚英」は、集められ選りすぐられたもの、ということ。

つまり、「すばらしい刀剣の数々がここに結集!」ってことなんだな。

永 藤一さん(1909~1999)は、薬剤の研究にたずさわり、製薬会社で活躍されたんだけど、有名な愛刀家でもあったんだ。

永さんはご存命のころから、この京都国立博物館にたくさんの名刀を預けておられた。

そして去年のこと、永さんのご遺族の方のお申し出によって、そのほとんどをこの博物館にご寄贈いただけることとなったんです!(感涙)

 

今回、それらを一挙公開する特集展示を企画したんだ。
敬意をこめて「名刀聚英(めいとうしゅうえい)」って付けたんだけど、ちょっと難しかったかな・・・

 

トラりん:とってもわかりやすいリン!

大丈夫!新しいことばを知ることができてとっても嬉しいリン♪

ボクね、実は展覧会名の意味を考えるの好きなんだ。

意味を知ってから展示を見にいくと、作品の見方が変わるんだよね☆

「名刀聚英 ─永藤一の愛刀─」、早く見に行こうよー♪

 

 

伊藤研究員:今日は重要文化財の3つの短刀に注目してみよう。

これは、「銘左(めいさ) 筑州住(ちくしゅうじゅう)」。

 

 

トラりん:それって最初から最後まで、この刀の名前?

そういえば刀では「銘」という字をよく見るけど、どういう意味なんだろう?

 

伊藤研究員:この短刀の左側のほう、ピカピカ銀色じゃなくて、茶色っぽい色のところを見てごらん。

 

トラりん:ここだね!

 

 

伊藤研究員:ここは手でにぎる部分で、「茎(なかご)」っていうんだけど、そこに「左」っていう字が刻んであるのが見えるかな?これが「銘」。

こうして作品に彫ったり書いたりしてある文字や文章のことを「銘」というんだ。

今は見えないけども、反対側の同じところにも「筑州住」って彫ってあるんだよ。

この場合は、「左(さ)」が作者の名前、「筑州住(ちくしゅうじゅう)」が作者の活躍していたところ。

つまり、九州福岡の左さんが作った短刀ということ。

 

トラりん:そういう意味だったんだね!

ささんが作った短刀!ささs・・・噛んじゃった。

 

伊藤研究員:銘は刀剣だけじゃなくて、仏像の中に墨で書かれたり、お寺の釣鐘に彫られたりもするよ。

作者や作品が作られた年月日、場所など、とっても重要なことが書かれることもあるんだ。

でも特に刀剣の場合は、銘というと作者や作った年を記すことが多いから、銘のある場合は「銘 ○○」として、作品の名称と一緒に書くことがならわしとなっているね。

彫っているので「銘を切る」という言い方をする。

「あ、これ左って銘が切ってあるな~」なんていうと、通っぽいよ。

 

 

トラりん:銘は大事な情報だから、よく見るんだね!

仏像は何度も見ているけど、そんな秘密があったなんて・・・まだまだ奥が深いリン!

 

伊藤研究員:で、これはその左さんが作った短刀。

南北朝時代14世紀ころに、筑前国(ちくぜんのくに)、今の福岡県あたりで活躍した刀工。

「左」の一文字を切ることが多いんで、「左文字(さもんじ)」と呼ぶことも多いね。

銀色に光る「地鉄(じがね)」は、しっとりとした感じの肌あいで、とてもきれい。

刃にそって白く見えるのが「刃文(はもん)」で、まっすぐでなくて、微妙に凹凸がついている。

このへんが左文字の刀剣の特色をよく表しているといわれる点だ。

だから、すでに昭和6年(1931)、当時の国宝(今の重要文化財)に指定されている。

素直な姿かたちの、静かなたたずまい。

リン!とした美しさだよね~

 

トラりん:あ!ボクもそれ言いたい!

リン!とした美しさだリン♪

 

 

伊藤研究員:続いて、「短刀(たんとう) 銘相州住秋広永和二(めいそうしゅうじゅうあきひろえいわに)」と「附(つけたり) 金梨地桐紋蒔絵鞘短刀拵(きんなしじきりもんまきえさやたんとうこしらえ)!

 

 

トラりん:まずこれだけは言わせて。

あ、これ秋広って銘が切ってあるな~!

伊藤研究員:あら、トラりんは刀の通だね。

 

トラりん:でも、名前が難しい雰囲気になってきたリン!

えっと・・・これは2つの別の刀ということなの?

相州の秋広さんが作った、永和2年の短刀!

相州がどこかわからないけど・・・

で・・・今度は「附」ってなに?!

 

伊藤研究員:はい、よくできました!

相州は相模国(さがみのくに)、今の神奈川県あたり。

秋広はそこで活躍した「相州鍛冶(そうしゅうかじ)」のひとりなんだ。

永和2年は南北朝時代、西暦でいうと1376年だよ。

それから「附(つけたり)」というのは、言ってみれば付属品のことなんだけど、単なる付属品ではないんだ。

 

 

トラりん:附属品だけど、ただの附属品ではない・・・?!

 

伊藤研究員;この短刀の場合、付属している「拵(こしらえ)」つまり鞘飾(さやかざ)りは江戸時代に作られたもの。

梨の実ふうの肌あいや桐の紋を、ぜいたくな金蒔絵で表していたり、高価な素材を使ってとてもていねいに作られている。

のちの時代にもこの短刀を大事なものとして伝えていたんだね。

つまりこの拵は、短刀本体の価値を、よりいっそう高めているということになる。

そんなふうに特に重要な付属品と認められるものを「附」として、本体とともに表記することがあるんだ。

ちなみに国宝や重要文化財の場合、附も国宝、重要文化財としてとり扱われることになるんだよ。

 

トラりん:えー!

それは、まさにただの附属品ではないね!!

刀と附は切っても切れない関係だリン!

 

 

伊藤研究員:では短刀を見てみよう。

さきほどの左文字とはまた変わって、幅が広く力強い姿でしょ。

刃文はクネクネと波打っている。

地鉄(じがね)にもいろんな模様が表れてて、にぎやかな感じ。

全体的に躍動感が感じられる短刀だ。

そして作られたと思われる年(永和2年)が記されるのも、ものすごく貴重!

だからやっぱり、重要文化財!そして附(つけたり)の拵(こしらえ)も当然、重要文化財!

 

トラりん:うわー☆

後半の畳み掛けがすごいリン!

 

 

伊藤研究員:最後は「銘吉光(めいよしみつ)(名物秋田藤四郎(めいぶつあきたとうしろう))」

 

 

トラりん:あ、これ吉光って銘が切ってあるな~!

で、名物って?

 

伊藤研究員:名物という言葉は、ぼくらの日常会話でも使うよね。

博多名物からし明太子とか、名物博多祇園山笠とか。

 

トラりん:伊藤研究員の出身地がバレバレだリン。

その名物なら、特に食べ物に興味があるよー!

 

伊藤研究員:しかしここでいう「名物」は、その刀剣が価値の高い名品であると認められて記録にとどめられたり、言い伝えられたりしてきたものであるということ。

長い歴史の中で、形や特徴、あるいは持っていた人の名前やエピソードからとって「○○正宗」とか「□□左文字」というニックネーム、つまり「号(ごう)」が付けられる。

刀剣の「名物」はだいたいこの号を持っているんだ。

 

トラりん:へー♪

ニックネーム?なんだか愛情を感じるリン!

 

伊藤研究員:ではこの短刀。

銘に「吉光」と切ってあるね。

 

トラりん:ここだね☆

 

 

伊藤研究員:吉光は鎌倉時代中期に京都で活躍した刀工で、「藤四郎」はその通称とされている。

通称は別の呼び名のことで、たとえば福岡黒田藩の黒田孝高(よしたか)の通称は「官兵衛」ですたい!

吉光の刀剣は名物になっているものがとっても多くて、だいたい「★★藤四郎」の名物号が付いているよ。

この短刀は、豊臣秀吉にもつかえた秋田実季(あきたさねすえ)が持っていたことから、こう呼ばれているんだ。

 

 

トラりん:なんだか色んな名前が集まって、賑やかだね!

 

伊藤研究員:この短刀については、私が今さらとやかく申し上げるのも野暮というもの。その可憐な姿を、ぜひお目にとどめていただきたいね。

 

トラりん:刀と一言で言っても、それぞれこんなにも印象が違うんだね。

それに、部分ごとにたくさんの名前があるなんて知らなかったリン☆

「銘」についても覚えたし、これからは刀の生い立ちを読み取ることができるリン♪

刀って、作者にとっても、持ち主にとっても、すごく大切なもので、たくさんの愛情が注がれているものだと伝わったよ!

 

伊藤研究員:今日は重要文化財を中心にご紹介したけど、それ以外も貴重な刀剣ばかり。

刀剣としての完成度の高さ、美しさはもちろんのこと、刀剣の歴史における資料的価値の高さという点でも注目される。

さらに展示を通じて、永さんのするどい審美眼、そして刀剣に注ぐ慈愛に満ちたまなざしを感じていただけたらと思っているよ。

 

 

 

☆おまけ

 

 

トラりん:さて、今回ご紹介するのは?

 

伊藤研究員:今回の展示がまるごと楽しめる図録!(税込540円)

 

 

トラりん:んまァー☆

み、見せて!

ほぉ~~~!これは、すごいリン!

 

 

伊藤研究員:今回は、すべての作品を新たに撮影し直した、まさに撮り下ろし図録!

これまでにあまり画像が紹介されていない、いくつかの貴重な刀剣も収録された永久保存版です!

でも、これだけじゃないんです!

 

トラりん:な、なんだって?!

 

伊藤研究員:ブックマーカー!(税込600円)

 

 

トラりん:んまァー☆

これは「刀剣乱舞」で言うと、秋田藤四郎くんだリン!

どうりで素敵なデザイン!

図録を読んでいる途中に用事ができても、このブックマーカーを使えばどこまでが見たところかわかりやすいね!

 

伊藤研究員:あ、トラりん☆

刀の図録にあわせたブックマーカー使ってるなんて、オッシャレー!

なんかとってもオッシャレー!

 

カリスマ販売員の2人:図録とブックマーカー、

売ってるよ!

 

2017.6.09

LINEスタンプで気持ちをお伝えするリン♪

こんにちリン!

トラりんだリン!

 

 

ぐぅぅぅぅ~~~~~~・・・

※はらのむしさんの泣き声

 

 

 

ボクのお腹が鳴ったということは・・・

もう少しで、おやつのじかんだリン♪

 

・・・・・・。

 

 

 

あれ?

まさか。

ボクのおやつ。

 

忘れてないよね?

 

 

 

ねぇ・・・

 

 

 

 

ねぇ・・・!!!

 

 

 

すごく忙しそうだリン・・・

 

おやつのじかんが忘れられていないか、そっと様子を伺いたいリン!

・・・よし、こんなときは!

 

スタンプ送信☆

 

 

         \♪ピロリ~ン/

 

 

ドキドキドキ・・・

 

 

 

 

置いたー!

既読スルー!!

 

 

 

やっぱり、忙しそうだリン・・・

 

でもおやつのじかんまであと少し・・・

ボクの命運がかかっているリン!

めげていられないリン!

 

スタンプ送信☆

 

         \♪ピロリ~ン/

 

 

ドキドキドキドキドキ・・・

 

 

          \ピッピッ。/

 

                  \♪ピロリ~ン/

 

返事きたーーー!!!

 

・・・どういう意味?

 

 

 

そうこうしているうちに、おやつリミットが・・・っ!!

そっちが気付かないなら・・・

くらえっ!リーサルウエポン!

 

スタンプ送信☆

 

        \♪ピロリ~ン/

 

ドキドキドキドキドキドキドキ・・・

 

 

              \チッ。/

 

 

え、舌打ち?

 

えーん!おやつーーー!!!

 

 

 

 

トラりんSTAFF:はいっ、今日もおつかれさま!

 

 

トラりん:忙しそうにしていたのに、おやつのこと忘れないでいてくれたの?

 

トラりんSTAFF:トラりんが1番楽しみにしている時間を忘れるわけないじゃーん!

仕事に追われる私に気遣いながら知らせてくれて、ありがとう。

今日はトラりんの大好きな羊かんだよ♪

 

トラりん:ありがとリーーーン!!(泣)

・・・あれ?

すたっふ~~は、一緒に食べないの?

 

トラりんSTAFF:大丈夫だよ。

トラりんの大好物なんだから、トラりんが食べて☆

 

トラりん:・・・・・・

じゃあ、わけわけして一緒に食べよう!

はいっ☆

 

トラりんSTAFF:いいのー?!ありがとうー!

トラりんの優しさに感動だ・・・

よ。

 

 

トラりん:いただきまーーーす♪

 

 

トラりんSTAFF:え、いくらなんでも差が激しすぎじゃない?

でも、食いしん坊のトラりんが私を労って分けてくれた訳だし・・・

「私の羊かん、薄くない?」なんて、言えない・・・言えない・・・

言えない!!

・・・よし、こんなときは!

 

スタンプ送信!

 

 

トラりんSTAFF:面と向かって言いづらいことも、LINEでかわいく伝えられちゃうトラりんのLINEスタンプ・・・

  \好評発売中でーす!/

 

トラりん:ひとくちで「ぱくリン♪」だリン☆

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