SAVE KYOTO

2016.8.05

「ある日のボク」

こんにちリン!

トラりんだリン!

 

 

今日はお天気がいいからお勉強はお休みして、お外で遊ぶリン♪

 

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なにして遊ぼうかなぁ~~

やっぱり1匹より、誰かと一緒に遊んだほうが楽しいから・・・あの人を誘うリン!!

 

 

てってってってってって☆(足音)

 

「考える人」さ~~~ん!

ボクと一緒に、遊ぼ~~♪

 

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「だるまさんがころんだ」をするリン♪

 

 

だ~~るまさんが~~こ~ろん・・・

 

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だっ☆

 

006 (3)

 

 

おぉー!「考える人さん」、さすがだリン☆(注1)

よしっ!もう1回いくよぉー!

 

 

だるまさんが、ころんだっ!!

 

001

 

 

そろそろ悔しいリン・・・(注2)

 

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だるまさんがころんだっ!!!(早口)(注3)

 

003 (2)

 

 

だっ!!!!(注4)

 

002

 

 

だっっ!!!!!(注5

 

004 (2)

 

 

全然勝てないリ~~ン!!

面白くなかったリン・・・(注6)

お腹が減ったから、もう帰るリン!(注7)

 

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トボトボトボ・・・

 

「考える人」さん、なんであんなに強いリン・・・

 

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「あれ?」

 

4月には、あまり生えてなかった芝生が・・・

 

↓4月の写真

 

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こんなに育ってるリーーン!!

 

↓今日の写真

 

009 (2)

 

 

頑張って生えてきてくれていて、嬉しいリン♪♪♪(注8)

 

それにしても、ボクは全然変わってないね?

ナチュラルに可愛さを保つとは、さすがボク・・・(注9)

そろそろおしゃれな雑誌から、オファーが来てもおかしくないリン(キラリ☆)

 

 

ほな、ばいリーン☆

【おまけ】

羊羹(ようかん)♪羊羹♪(注10)

 

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※注1~10 トラりんは、とっても単純です。

2016.7.29

「仏像に込められた意味だリン☆」

こんにちリン!

トラりんだリン!

 

 

前回のブログで淺湫(あさぬま)研究員に、彫刻から見える時代と人々の想いを教えてもらったリン!

今日は、前回紹介した仏像以外のお話を聞くよ♪

 

淺湫研究員:みんな、今日もよろしくね。

じゃあ早速、「大日如来坐像(だいにちにょらいざぞう)(重要文化財・金剛寺(こんごうじ))」から見ていこうか。

この仏像は、他のものと比べてとても大きいでしょ。

 

020 (2)

 

 

トラりん:ボクたちが小さく見えるリン!

それに、すごくキラキラしていて綺麗だリン☆

 

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淺湫研究員:お釈迦様(しゃかさま)は我々と同じ世界にいる存在で、それよりももっと大きな世界の中心にいるのが、この大日如来だと考えられていたんだ。

だからこんなに大きく作られていて身を飾(かざ)っているから、これまで見たものとは違った雰囲気を感じさせるよね。

 

トラりん:大きくてキラキラしていて、展示室の中でも一際(ひときわ)存在感があるリン!

 

淺湫研究員:この像は鎌倉時代の有名な仏師(ぶっし)である、運慶(うんけい)【生年不詳】が作ったものと言われているよ。

みんなも、きっとこの名前を聞いたことがあるよね。

 

トラりん:ねぇ、淺湫研究員・・・さっきから隣にいる「不動明王坐像(ふどうみょうおうざぞう) 行快(ぎょうかい)作(重要文化財・金剛寺)」さんの顔が怖くて、左を向けないリン・・・(小声)

 

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淺湫研究員:これは、優しい心だけでは態度を改(あらた)めない人々に対して怒っているんだよ。

子供を叱(しか)るお父さん、お母さんのようだね。

 

トラりん:そうだったんだね!

理由を聞いたら、とってもいい像に思えたリン♪

 

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トラりん:この、手がたくさんある仏像は?

 

淺湫研究員:これは運慶の長男である湛慶(たんけい)(1173-1256)作の「千手観音立像(せんじゅかんのんりゅうぞう)(重要文化財・妙法院(みょうほういん))」。

運慶には6人の息子がいて、全員仏師なんだよ。

 

トラりん:えー!6人みんな仏師?!

すごい一家だリン!

 

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淺湫研究員:湛慶は、火災に遭(あ)った三十三間堂復興のリーダーだったんだ。

この千手観音立像は、三十三間堂にある1001体の中の一つなんだよ。

 

トラりん:え?1000体じゃないの?

 

淺湫研究員:実は大きな本尊(ほんぞん)の後ろに1体あるから、みんなも探してみてね。

 

トラりん:それにしても手の数がすごいリン・・・

全部数えたら、1000本になるの?

 

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淺湫研究員:千手観音は実際に1000本の手があらわされているものもあるんだけど、この像では合掌(がっしょう)をしている1対の手を除(のぞ)いた40本の手で1000本をあらわしているんだ。

ということは、1本の手が25本分の役割をしているということになるね。

 

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トラりん:あ!こっちの「金剛力士立像(こんごうりきしりゅうぞう)(京都・愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ))」は、ボクも知っているリン!

門番として、門の左右でお寺を守っているんだよね。

あれ?淺湫(あさぬま)研究員の後ろの像は口を空けているけど、お腹が空いているリン?

 

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淺湫研究員:2体の像の口は、対照的な形をしているね。

お腹が空いたわけじゃなくて、こちらの像の口は「あ」の形。

トラりんの方は、口を閉じて「ん」の形が表されているよ。

 

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トラりん:「あ」と「ん」?

「あいうえお・・・わをん」の最初と最後だリン♪

 

淺湫研究員:正解!

「あ」=はじめ。「ん」=終わり。という意味で、物事の始めと終わりを表しているんだ。トラりん、よく気付いたね!

 

トラりん:こ、これくらい楽勝だリン!(褒められたから、たまたま当たったことは内緒にしておくリン・・・)

 

淺湫研究員:門番の像には「あ」と「ん」のペアのものが多いんだ。

狛犬(こまいぬ)もそうだよ。

正確には、「あ」は「阿(あ)」。

「ん」は「吽(うん)」。

これで、「阿形像(あぎょうぞう)」と「吽形像(うんぎょうぞう)」というよ。

寺院内に仏敵(ぶってき)が入り込むことを防ぐため、守護神(しゅごしん)として2体を1対として置かれるんだ。

 

 

トラりん:よく目にする有名な作品でもはじめて知る背景がまだまだたくさんあって、とっても面白いね!

 

淺湫研究員:そうだね。

1つの作品からたくさんのことが見えてきて、興味深いよね。

今回の展示では、平安から鎌倉へと時代を追うことができるようになっているから、是非みんなにも仏像の世界を体験してほしいな。

 

トラりん:淺湫研究員―!もっと仏像について教えてほしいリン!

早く!今度は、あの仏像だリン!

 

淺湫研究員:えー!まだ続けるの?!

トラりん、ちょっと待ってよー。

つづきは、また今度にね!

 

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2016.7.22

「仏像から見えるむかしの人たちの想いだリン!」

こんにちリン!

トラりんだリン!

 

 

トラりん:ボク、これから淺湫(あさぬま)研究員に彫刻のことを教えてもらいに行くリン!

みんなもボクたちと一緒にお勉強しよう♪

 

淺湫研究員:おーい!トラりん、こっち、こっちー!

今日は、仏像を時代の流れに沿って案内するね。

さて、どんなことが見えてくるかな?

 

 

トラりん:この像は?

なんだかとっても優しそうな顔をしているリン☆

 

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淺湫研究員:これは、「阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)(京都国立博物館所蔵)」だよ。

みんなは教科書などで、定朝(じょうちょう)という名前を耳にしたことがあるかな?

定朝は平安時代の仏師(ぶっし)で、今から950年~1000年前に活躍した人だよ。

トラりんが感じたように優しい表情と、おだやかな作風が特徴なんだ。

例えば、満月はしっかりとした形があるのに、ふわっとして見えるよね。

定朝やその弟子たちの作品には、そういった雰囲気を感じることができるんだ。

 

トラりん:ピッタリの表現で、わかりやすいリン!

 

 

淺湫研究員:続いて、「観音菩薩跪坐像(かんのんぼさつきざぞう)(重要文化財・地蔵院(じぞういん))」を見てみよう。

 

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トラりん:あれ?さっきの像は座っていたのに、こっちの像は何をしているリン?」

 

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淺湫研究員:いいところに気が付いたね。

片足を上げているのは

今にも立ち上がろうというところで、こちらへ迎えに来ようとしている姿なんだ。

手に持っているのは蓮(はす)の花で、ここに人を乗せて阿弥陀如来がいるという西の方の浄土(じょうど)(天国)へ連れて行ってくれるんだよ。

 

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トラりん:なるほどー!迎えに行こうと、「よいしょ」と立ち上がるところなんだね。

 

淺湫研究員:この姿勢は、平安時代後期以降の作品に多く見られるよ。

平安時代の貴族たちは、みんな「一瞬でも早く阿弥陀の浄土へ行きたい」と思っていたんだ。

実は仏像にも流行があって、定朝はこのような願いにうまくかなうような作品を作ったので、平安時代に一世(いっせい)を風靡(ふうび)したよ。

そしてそのスタイルは、100年以上にわたり続いたんだ。

 

 

トラりん:こっちの像は・・・「伝観音菩薩(でんかんのんぼさつ)・勢至菩薩立像(せいしぼさつりゅうぞう)(重要文化財・清水寺)」って書いてあるリン☆

・・・ハッ!!立っている!!

 

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淺湫研究員:よく見ると、左足が少し曲げられているよね。

これは、片足を一歩踏み出しているところをあらわしているんだ。

 

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トラりん:時代が流れるにつれて、どんどんボクたちの方へ向かって来ているリン!

でも歩いているところまで表現したら、さすがにこれ以上仏さまを身近に感じられる表現はないよね!

 

淺湫研究員:本当にそうかな?

じゃあ、「薬師如来坐像(やくしにょらいざぞう)(京都・妙光寺(みょうこうじ))」を見てみよう。

 

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トラりん:あれ?この像は、なんだか今までのものと雰囲気が違うね・・・

あっ!目がうるうるしている!!

どうしたリン?!

 

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淺湫研究員:これは玉眼(ぎょくがん)」といって、水晶を使っているんだよ。

生きているような仏を表現するために、仏師の一派である奈良仏師(のちの慶派(けいは))によって平安時代のおわりころに開発された技法なんだ。

そして仏像の基本パターンとなり、今でも用いられているんだよ。

 

トラりん:目の力って凄いリン!

まるで、本物の仏様が目の前にいるみたいだリン!

 

淺湫研究員:そうなんだ。鎌倉時代の人々は「一目でいいから、本物の仏に会いたい」と思うようになったんだ。

また、貴族から武士の世の中になって、動きのある写実的(しゃじつてき)な作品が好まれ、多くなるんだ。

2階のミュージアムカートではこの「玉眼模型(もけい)」を実際に体験することができるから、みんなで行ってみよう!

あ、そうそう!ミュージアムカートの内容は様々だから、他の教材が出ている場合はナビゲーターさんにお願いすると出してくれるよ。

 

 

トラりん:到着だリン☆

ナビゲーターさん、よろしくお願いしますリン!

 

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パカッ。

トラりん:えぇ!!

 

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ナビゲーターさん:ごめん、ごめん。(笑)

ビックリさせちゃったね。

ここでは仏像のパーツを自分の手で嵌(は)めることで、構造を理解することができるよ。

トラりんもやってみる?

 

トラりん:もぉぉぉおお!

ボクが壊しちゃったのかと思って、冷や汗出たリン!!

もちろん、やらせてもらいたいリン!

 

ナビゲーターさん:はい、これが玉眼だよ。

それを仏像裏側の目の位置に置いてね。

 

トラりん:これが目?ビー玉みたいに丸い形なのかと思っていたリン!

 

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ナビゲーターさん:そうなの、実は楕円(だえん)形をしているんだよ。

他のパーツも、どんどん嵌め込んでみよう。

 

トラりん:嵌め込む・・・これであってるリン?

 

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完成☆

 

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トラりん:・・・・・・

 

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トラりん:そんなに見つめられたら、照れるリン///

 

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淺湫研究員:ハハハ。

玉眼を使うと、それだけリアルに感じるということが証明されたね。

 

トラりん:ドキドキしちゃったリン☆

こんな風に、仏像に命を吹き込んでいたんだね!

 

淺湫研究員:仏像の内側を見る機会は少ないから、実際に体験してみるとわかりやすいよね。

 

トラりん:仏像は、時代によって人々の想いを背負って形を変えてきたリンね。

 

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